とある理物民のクリスマスーみなさん、クリスマスはどうお過ごしの予定ですか?

はじめに

クレイです!

hepthを目指す人って名乗ってるくせに怠慢すぎる日々を過ごしています。 年末だからセンチな気分になったからでしょうか。何も進捗がない自分の姿を見て虚無になることもあります。 そんな気分のせいで全く勉強に手がつかなくなって、さらに進捗が生まれなくなる、、、負のスパイラルですね。

本当は12/13理物アドベントカレンダーにもう1本、超対称性に関する記事を書くことになっていて、 自ら担当に登録しておくと勉強のモチベができるだろうという想定だったのですが、すでにやばいくらい遅刻しているし、引き延ばして本記事(12/24)の後にぼちぼち書くことにしようと思います。年中には書きます、すみません、、、、、

一つ言い訳をすると、学生実験ガチャで特に厳しいかつ要領がつかめない種目に当たってしまい、11月末から1か月くらい病んでいました。自分がどれだけ実験に向いてない(そして実験が嫌いな)性格なのか、つくづくと感じることができた時間でした。 それに、クリスマスは大好きな彼女と一緒に過ごす予定が立っているので、人生初のクリスマスデートを実験なんかで疲弊した精神で迎えることになるのが何よりも心配でした。 何日も徹夜を続け頑張った結果、幸いクリスマス3日前に試問を含めて無事実験終了できましたが、彼女には多大な心配をかけてしまって、申し訳ないところです。

おっと、うっかりしてもう惚気てしまいましたね。 つまりそういうことです。せっかくクリスマスイブなので、恋愛をテーマとして語らせていただきたいな、と思います。 もちろんそれを口実に思いっきり惚気ることがメインですが。

理物の恋愛事情

僕の所属、東京大学理学物理学科、略して理物には毎年70人前後の学生が進学します。そのうち恋人がいる人の割合ってどのくらいなのでしょうか? 特にコロナによりゼミと実験日以外は登校しない学生もいるので、全員を調査するすべもなければ、僕は足が広い人ではなく噂などには疎くて見積りも立たないので僕がそれを言うのは信憑性に欠けているかもしれませんが、知っている範囲内で書いてみます。

まず東大生はイカ東ばかりで、理物には特にそういう人しかいないという印象はありますね。 こう言ってる僕もイカ東ですし、うちの代の理物民にもその類の人が一定数いるのは事実です。 でもイカ東だからといって恋人ができないこともないですよね。東大生であるだけでモテるし(笑) まあその話はさておき、恋人がいそうな人はキラキラ大学性格を満喫していて学校にあまり来ない可能性もあるから、学科の恋愛率が低いのはバイアスがかかっているかもしれませんね。

某理物民によると、共学出身は意外と恋人いそうという仮定をして概算すると、約3割は恋愛していることになるらしいです。本当か?とは思ってしまいますがね。全部偏見による推定だから、ちゃんとしたデータがほしいところです。

一個上の代からすると、うちの代は(イカ東目線から)陽キャ多めで、物理知識でマウントを取ってくるヤクザは少なく、全体的に安穏らしいです。僕もそれには同意です。見た目も性格も知識も明らかに僕よりモテそうな人も結構いるんです。その人たちも恋人作ろうとすれば無難に作れると思いますが、、

そういえば、いくつ上かは忘れましたが上の代では「理物の3年生は夏休み中、突然恋人ができる」という話もあるらしいです。僕も今年の夏休みに彼女ができたので、ちょうど当てはまるケースですね。 コロナ禍を考慮して3割まではいかなくても5人くらいは恋人できてるんじゃないかな、と少し楽しみにしていたのですが、5人もいたかはともかく、彼女ができたって自分から惚気てくるやつはどうやら僕だけだったようです。おかげて僕には「すぐ惚気てくる人」というタイトルがついてしまい、煽られ半分でこのように惚気記事を書かされる羽目になったわけです。笑

ちなみに理物の男女比は約10:1です。だからと言って女子学生が姫になることはありません。 みんな課題で忙殺されるので、そんなくだらないことをしている暇なんかないのです。女子も女子で男に負けないくらいのイカ東だったり学科に関わりを持たなかったりします。 要は、学科内でイイカンジになることはめったにないということです。全くないとは言えませんが。

彼女について

僕が彼女と出会ったのは6月末で、1か月間連絡を取り続けました。 ちょうど夏学期の試験(&レポート)期間だったので会う機会は少なかったのですが、お互い忙しいところを応援し合い、それを口実でラインを送っていました。 最初から気さくに近づいてくる彼女の性格が気になり始めたのですが、話が進むと彼女はとても真面目で知的な人で、話のピントも合うし、性格面で共通点もたくさんあるし、あっという間に好きになってきました。

彼女は見た目も本当にかわいいのですが、それを褒めてしまったらかえって悪く思われるか勘違いしていました。だから言葉は控えていたのですが、なんか付き合いたい気持ちはすごくあってもどう伝えればいいかわからなくて、不器用すぎた僕は「(彼女の名前)ちゃんも彼氏作ってみたら?」と送ってしまったこともあります。

いよいよ夏休みが始まったところで2回程度デートして、上野公園のさくらテラスで告白しました。セリフは地味に「好きです、付き合ってください」系のアレンジにしました。彼女は返事の代わりに近づいてきて、気づいたら僕は抱きしめられていました。最小30分は二人でそのままいた気がします。 後日の話ですが、彼女曰く、話が合うのはもちろんだけど顔がドタイプで、でも僕から見た目を褒めてくれないし恋愛の話も振ってこないから、恋愛には興味がない人だと思っていたそうです。1 そこは完全にやらかしてしまったのですが、まあこうやって付き合い始めて、今もラブラブ続けているわけです。ありふれた恋バナですね。

彼女の専攻は生物系で、選択科目として統計も取っています。専攻が一致してなくて互いの学業の話は皮相的なところしかできないのは残念ですが、分野は違っても応援し合って癒し合えるところは本当に相性がいいです。 あと頭がいいです。僕はずっとかっこいい系のリケジョがタイプだったので、ぴったりな相手だと思います。

付き合ってから分かったのですが、彼女は顔以上に仕草がめちゃくちゃかわいいです。 甘えてくるときはまるでわんこちゃんみたいにはしゃいできます。うさちゃんみたいにぴょんぴょんすることもあります。でもにゃーんって鳴きます。どっちだよ笑笑って思いながらも、着実に心臓に有効打をくらっています。 そんな彼女が勉強に集中するときは真面目でかっこいいんです。これがインテリ女性かっていうオーラを発散してくるし、課題のプレゼン資料も着々とこなしています。ギャップある彼女、もう最高ですね。

そうだ、コロナワクチンの2回目接種の翌日、判断ミスで食料を買ってくることを忘れて、 40度の高熱で水を飲んでも喉の渇きが続いたり、普通に空腹感が耐えられなくなって大変だったのですが、 彼女が買い物して家までお見舞いに来てくれて、おかげで命を助かったことがあります。一生忘れられません。

恋愛について

恋愛というのは本当に人それぞれですし、いうて僕も人生初の恋愛でまだ5か月弱しか経ってないです。 だから調子乗って偉そうなことを言うつもりではありませんが、それでも恋愛を始めてから気づいた点を述べていきたいと思います。

まず、忙しい理系大学生が恋愛をするためにはタイムマネジメントが大事という点ですね。 僕は今まで恋愛経験がなかったので、大学時代に恋愛をしてみたいという漠然とした憧れはありました。 いざ付き合ってみると、サークルをもう1個入ったようなタイムロスが発生するので、学業、特にカリキュラム以外にも何か勉強したいことがある理物民の場合はそれと両立できるかをしっかり見極めつつ覚悟を決めた方がいいし、さらにそれに必要なタイムマネジメント力をつけておくべきだと思います。

これはまあ、負担とか面倒くさいというより、お互い好きすぎてもっと触れたいという気持ちが強いから仕方ないものだと思いますね。実際、何もない日でも毎日50件はライン往復してますし、ハートとスタンプの使用頻度も異常だし、やってるとあれ僕こんなにラブラブなところあったっけ?って自分でもびっくりします。

それを踏まえつつ、どうやってスマートに管理して交際していくかを考えなければなりません。 僕の場合、彼女と会うのも週1~2日です。秋学期の後半以降って金曜日午後からは空いているので、週末は3日あるわけですが、課題もそこそこあるので1日くらいは会わないでタスクをやります。それでももっと時間がほしいときは必ずあります。 そういうとき片方は会えなくて寂しい、片方はただでさえ忙しいのになんか病んでる、とどちらもネガティブに考えてしまうと喧嘩になることは明らかだし、自分自身はそれでも相手を好きでいられるかも真面目に考えることになるかもしれません。 ちょうど彼女も実験実習で忙しく、お互いタスクを消化する時間がほしいから、忙しいときは勉強デートを増やすことにしました。タイムロスを減らしながらも、疲れたら相手の肩に寄っかかってきて癒されればいい。割と都合のいいデートプランですね。ただ、それでも大丈夫な彼女と付き合えてたのは運の良さと思います。

まっとうで良い人同士で恋愛しても、別人である以上合わない部分は必ずあるわけです。 昔の僕をそうでしたし恋愛経験がない人は恋愛自体に憧れがちですが、タイプの人を想像する以外にも、どのような相手との恋愛が自分とスムーズに行きそうなのかも考えておくといいでしょう。 時間で言えば、同じ程度に忙しいかどうか、もしくは自分が忙しいことを理解してもらえるかどうか、どれくらい会わなかったら寂しくなるかなどは結構重要な基準ですね。なんなら一緒に勉強デートができると上手くいくかもしれません。毎回勉強デートしていいという意味ではないです。一緒に遊んで幸せな思い出を作ることも大事ですし、相手のことが好きなら一緒にやりたいことも生えてきますから。

恋愛をして気づいたもう1つの点は、いくら自分の価値観を尊重してくれる相手だとしても、恋人がいない自分の価値観といる自分の価値観は必然的に違って。相手が大切すぎるから、一緒に過ごす未来を描いていきたくなります。 僕だって、アカデミックでの清貧な生活も悪くないかなーってなんとなく思っていたのですが、(アカデミックで生き残るハードルの高さを実感したのと相まって)彼女との未来のためには頭の中お花畑ではいられないなと感じ始めて、最近は経済的な側面も踏まえて進路を見直しています。もう軽いノリで大学院留学とか言えなくなりました。 悩みの末、やはりアカデミックを目指す、もしくは就職する、どちらになるかは分かりませんが、彼女の存在自体が価値観を揺さぶる大きい要因になりました。恋愛が自分を見直すいい機会になることは間違いないようですね。

クリスマスの過ごし方

割と真剣な話ばかりしたので、切り替えて明るい話をしてみましょう。今日はクリスマスイブです。

クリスマスと言うとやはりカップルの最大記念日ですよね。 彼女の誕生日にディズニーデートに行ったことがあるので、記念日の企画は順調に進んでいます。

イブはまず、美味しい昼ごはんから。展示会に行ったあとはぶらぶら散歩しながら東京駅周辺のイルミネーションを鑑賞する、いい雰囲気になったところでちょっと贅沢なグリルディナーを予約しています。

クリスマス当日は、アクアリウムに行ったあとは、週末だしどちらもややインドアなので、家でちょっとしたパーティーをする予定です。 いつものお家デートのようなドラマ鑑賞に軽食を添えるだけです。最近はネトフリの韓ドラにハマっていて、SKYキャッスルという上流層の受験戦争ドラマを観ています。 あとは、お家に来てもらったし、そのまま26日まで一緒に過ごそうと思います。

この記事を書いてる時点でもう楽しみでたまりません。あ、そうだ、クリスマスカード書かなきゃ。

さいごに

カップルなら普通にやってることをいちいち書いてみましたが、いかがだったでしょうか? カップル自体は何人でもいるとしても、僕個人とつながっている恋人という存在は特別で、自分が特別であることを認めてもらいたいと同じ心理で恋人と幸せに過ごしていると惚気たくなるのだと思います。僕の場合はそうですね。だから失礼ながらいっぱい惚気させていただきました。

とは言ってもただの惚気ですが、いやだからこそ、多くの方にたくさん読んでいただけると嬉しいですね。 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お疲れ様でした。 駆け足で書いた記事なので文章がおかしいところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

では、メリークリスマス。みなさん良いお年をお迎えください。


  1. 客観的に見て僕はイケメンではありません。